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コラム|卓球世界ランキングのシステム(仕組み)の解説

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      2017/04/19

卓球世界ランキングのシステム

卓球選手に関する情報を見ているとよく話題になるのが世界ランキングですね。

しかし、意外と世界ランキングがどうやって決まっているのか知らない人が多いようです。

今回は、卓球の世界ランキングのシステムを完全解説します。

世界ランキングシステムの詳細(2016年1月版)

まずは、世界ランキングシステムの概要について説明します。

  1. 世界ランキングはランキングポイントが多いほうが上位になります。
    [ランキングポイン]=[レーティングポイント]+[ボーナスポイント]ー[ペナルティーポイント]
  2. ITTFによって指定された大会で1試合ごとにレーティングポイントが変化します。勝てば増え、負ければ減ります。
  3. レーティングポイントの増減の値は、大会の格付けと対戦相手とのレーティングポイント差によって変わります。
    表1に大会のレーティングポイント格付けを、表2にレーティングポイントの差による加点ポイントと減点ポイントをまとめました。
  4. ボーナスポイントは大会の格付けと大会の成績で決まります。
    (ボーナスポイントは1年で消滅します。)
    表3に大会のボーナスポイントの格付けを、表4にボーナスポイントの一覧をまとめました。
  5. ペナルティーポイントは試合のドタキャンに課せられるポイントです。エントリーキャンセル締切日時までにキャンセルをシなかった選手が棄権した場合は「25ポイント」です。オリンピック予選の場合だけは「75ポイント」です。
    (ペナルティーポイントは1年で消滅します。)
表1 大会格付け一覧(レーティング)
レーティング 大会名
R1 オリンピック競技大会
ユースオリンピック競技大会
世界選手権大会(個人・団体)
世界ジュニア選手権大会(シングルス・団体)
ワールドカップ(個人・団体)
R2 ITTFワールドツアー(全シリーズ)
ITTFグローバルジュニアサーキット
ITTFワールドカデットチャレンジ
R3 大陸選手権大会
大陸カップ
総合競技大会
大陸ジュニア選手権大会
地域大会
その他の国際オープン大会
表2 レーティングの加点と減点の一覧
表2-1 上位の選手が勝った場合
格付け R3 R2 R1
レーティング
ポイントの差
勝者
加点
敗者
減点
勝者
加点
敗者
減点
勝者
加点
敗者
減点
751以上 +0 -0 +0 -0 +0 -0
501-750 +1 -1 +2 -1  +2 -1
401-500 +2 -1 +3 -2 +4 -2
301-400 +3 -2 +5 -3 +6 -3
201-300 +4 -2 +6 -3 +8 -4
151-200 +5 -3 +8 -4 +10 -5
101-150 +6 -3 +9 -5 +12 -6
51-100 +7 -4 +11 -6 +14 -7
26-50 +8 -4 +12 -6 +16 -8
1-25 +9 -5 +14 -7 +18 -9
表2-2 下位の選手が勝った場合
格付け R3 R2 R1
レーティング
ポイントの差
勝者
加点
敗者
減点
勝者
加点
敗者
減点
勝者
加点
敗者
減点
0-24 +10 -5 +15 -8 +20 -10
25-49 +12 -6 +18 -9 +24 -12
50-99 +14 -7 +21 -11 +28 -14
100-149 +16 -8 +24 -12 +32 -16
150-199 +20 -10 +30 -15 +40 -20
200-299 +24 -12 +36 -18 +48 -24
300-399 +28 -14 +42 -21 +56 -28
400-499 +32 -16 +48 -24 +64 -32
500-749 +36 -18 +54 -27 +72 -36
750以上 +40 -20 +60 -30 +80 -40
表3 大会格付け一覧(ボーナス)
ボーナス 大会名
B1 オリンピック競技大会(予選大会を除く)
世界選手権大会(個人)
B2 ワールドカップ(個人)
ITTFワールドツアー・グランドファイナル(U21種目を除く)
ITTFワールドツアー・スーパーシリーズ
(U21種目を除く)
B3 ユースオリンピック競技大会
(予選大会を除く)
世界ジュニア選手権大会 (シングルス)
ITTFワールドツアー・メジャーシリーズ
(U21種目を除く)
大陸選手権大会
大陸カップ
B4 ITTFワールドツアー・チャレンジシリーズ
(U21種目を除く)
ITTFグローバルジュニアサーキット
ITTFワールドカデットチャレンジ
総合競技大会
大陸ジュニア選手権大会
B5 地域大会
その他の国際オープン大会
表4 ボーナスポイント一覧
格付け B1 B2 B3 B4 B5
優勝 72 54 36 18 9
準優勝 64 48 32 16 8
3位 56 42 28 14 7
ベスト4 48 36 24 12 6
ベスト8 40 30 20 10 5
ベスト16 32 24 16 8 4
ベスト32 24 18 12 6 3
ベスト64 16 12 8 4 2
ベスト128 8 6 4 2 1

ITTFワールドツアー・スーパーシリーズ予選 ベスト32=9ポイント
ITTFワールドツアー・スーパーシリーズ予選 ベスト64=6ポイント
ITTFワールドツアー・メジャーシリーズ予選 ベスト32=6ポイント
ITTFワールドツアー・メジャーシリーズ予選 ベスト64=4ポイント

新しい選手の世界ランキングの登録

  1. 既にランキングを持っている選手に4勝すると、勝利した最も高い選手のレーティングから10ポイント低いレーティングとなる。
  2. 4勝目から過去12ヶ月間の敗戦が、初期レーティングから減算される。
  3. 初期レーティングの下限は200ポイントとなる。

2018年1月以降の新世界ランキングシステム(2017年4月19日追加)

2018年1月以降は新しい世界ランキングシステムが適用になる予定です。

現在、現行システムと並行して新世界ランキングシステムのテストをしています。

新システムのの主な変更点は下記の11項目あります。

  1. 新しいランキングは大会での最終順位に準拠する。(対戦相手との相対的な強さは関係ない)
  2. 現在のシステムでのボーナスポイントのみが与えられ、レーティングポイントは支給されない。ポイントは12カ月間有効。オリンピック(48カ月有効)世界選手権(24カ月有効)は例外である。
  3. 試合に負けてもポイントを失うことはない。
  4. ボーナスポイントは大会ごとに格付けされたポイント表によって定められる。
  5. 年齢カテゴリー(U21、U18、U15)ごとに別々のランキングリストとなり、計算はそれぞれの対象カテゴリーの成績のみ考慮する。
  6. 年間で結果のうち最良の結果8つが計算対象となる。(ただし大陸大会は1つのみ)
  7. 大会参加の遅いキャンセルをした場合、その大会は年8つの結果のうちの1つとして扱われ0ポイントで計算される。
  8. 選手が故障や健康問題で活動しない期間が6カ月経過した場合、所属協会は特別シードを申請できる。
  9. 年齢カテゴリーの大会に常時出場しない選手がその年齢に該当する大会に出場する場合、所属協会は特別シードを申請することができる。
  10. ダブルスランキングの計算は変更なし、大陸大会の結果を含む最良結果8つを基に計算される。遅いキャンセルの処理はシングルスと同じ。
  11. チームランキングの計算方法は、2017年7月までに世界ランキングワーキンググループが作り込む予定。

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