ロンドンオリンピックでベスト8など多くの実績をもつの岸川聖也(ファースト)が2019年8月から卓球男子のナショナルの新コーチとなった。岸川聖也はTリーグのT.T彩たまでプレーする現役選手であるため、当面は選手とコーチを両立することになる。
8月からナショナルチーム(日本代表)のコーチの一人として選手達をサポートしていく事になりました。
長年お世話になり僕自身を成長させてくれたチームにまた戻って来れて幸せです。
選手と一緒に自分も成長出来るように頑張ります!— 岸川聖也 Seiya Kishikawa (@seiyakishi) August 9, 2019
岸川聖也は水谷隼とともに日本の卓球界を牽引してきた選手だ。倉島監督は「東京オリンピックまでに選手出身で選手と接点の大きい人材を要らたいと思っていた」と話している。現役選手でもある岸川聖也はまさに適任と言えるだろう。
日本の卓球選手のレベルは年々上がってきている。さらに、日本卓球界のレベルアップには経験と実績が豊富で有能な指導者も増やしていく必要がある。岸川聖也には選手だけでなくコーチとしても今後の活躍に期待したい。
岸川聖也とは
プレースタイル
ドライブ主戦型。特に、バックハンドの技術は非常に高く、日本の男子卓球選手に影響を与えたほどである。前・中陣での多彩なテクニックを駆使するオールラウンドプレーヤー。ボールの威力だけでなく、ドライブを左右に曲げたり、ボールを殺したりする緩急の使い分けもうまい。特にバックハンドの強さは際立っており、外国選手に対してはボールの威力よりも緻密な配球、回転の変化などで勝負しつつ、最後に思い切りの良い両ハンドを繰り出す。近年はチキータからの先制攻撃も加え、より多彩な技術と戦術を駆使している。
引用:https://tleague.jp/team/tt-saitama/player/?season=2019&pno=1
岸川聖也は中学時代にドイツに渡り、ドイツスタイルの現代的なシェーク攻撃スタイルを身につけ、その後の日本選手のプレースタイルに大きな影響を与えている。
主な戦績
2003年~2005年のインターハイの男子シングルス優勝し3連覇を果たした。
世界ジュニア選手権では、2003年には村守実、2004年には水谷隼とペアを組んでダブルスで優勝している。
全日本選手権では水谷隼とのペアで男子ダブルスで4連覇(計5回)の優勝をしている。
世界卓球では水谷隼らと出場した団体で4回の銅メダル、水谷隼とペアを組んだ男子ダブルスで2回の銅メダル、福原愛とペアを組んだ混合ダブルスで1回の銅メダルを獲得した。
2011年のジャパンオープンでは男子シングルスで優勝している。
ロンドンオリンピックでは男子シングルスでベスト8の好成績を残している。
結婚
2019年5月には結構して公私ともに順調なようです。
結婚しました☺️💍 pic.twitter.com/sHDSx2WxEQ
— 岸川聖也 Seiya Kishikawa (@seiyakishi) May 25, 2019